2008年 06月 23日
静かで美しい夜。 |
昨日から引き続き今夜もキャンドルナイト。
私の自宅周りは山ばかりなので、
薄暗い夜道にキャンドルの炎はとても似合い、
自然に優しく溶け込んでいくようでした。
家にあったキャンドルを集めて、
一つずつ、一つずつ、火を灯しました。
なんだか、とてはそれは神聖な作業にみえて、
ころんもいたずらをすることなく、
じっと、それを眺め続けていました。
その後、ロウソクの炎をみつめながら、
彼女と心と心で対話をしているようで、
とてもスローでおだやかな時間が過ごせたように思います。
呼びかけは7月7日まで続くようです。
ろうそくのアーチはそのまま。
明日にでも主人と楽しもうと思っています。
「玄関先の灯りは消さないように」
よく、父からいわれていた事でした。
主人も毎晩帰りが遅いので、
出来る限り起きておいて、
リビングの部屋を消さないようにしています。
お家に帰る時に明かりがついているのって、
やっぱり、お家に帰ってくる人にとっては、
心がふわりと安らぐ瞬間なんじゃないかと思って。
しかしながら、私の自宅の灯りは、
異様に明るくてまぶしいのです。
最初は贅沢・・・なんておもっていたのだけれど、
次第に気になっている事でした。
なので、今回のキャンドルナイトによって、
改めて見直すいいきっかけになりました。
ただ、スイッチ切り替えがないので、
一つのボタンを押すと、すべての電気がついてしまうんです。
仕事を持ち帰ってくる主人のお部屋は別にして、
リビングその他の部屋は、
切れて捨てるつもりだった、電球に取り換えました。
これで、半分の光でくらせるのかなと。
暑い夏を迎えて、これで少しは涼しさが増すかもしれません。
エコとか固有名詞にして大袈裟な話にするのではなくて、
無駄のないシンプルで潔い生き方がしたいと常々思っています。
私も見習うべく、そんな生活を進めている人達から影響を受けつつ、
みんなで共感をし合えれば、そしてそんな風にみんなが考えられたら、
もう少し地球にやさしい生活ができるかなと思ったりしました。
キャンドルナイトの呼び掛け文を掲載しておきます。
ここまで長くつたない文章にお付き合いいただいてありがとうございました。
よければ、もう少しお付き合いください。
*キャンドルナイト*
私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2008年の夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。
2008年、6月21日、夏至の日。よる8時から10時。
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。
by et_coron
| 2008-06-23 00:18
| 日々のこと。